1958-03-25 第28回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
これは組合員であった期間が十五年以上の者は、もう五年たちますと退職年金の取得の権利を得ますから、特別の規定を置かない限り、そこで脱退して、脱退給付を得るだけになるので、それでは気の毒でありますから、二十年に達するまで掛金を組合員担分までも自分が負担することによって、二十年を経過いたしますれば、年金取得の資格を継続するという規定を置いているのであります。
これは組合員であった期間が十五年以上の者は、もう五年たちますと退職年金の取得の権利を得ますから、特別の規定を置かない限り、そこで脱退して、脱退給付を得るだけになるので、それでは気の毒でありますから、二十年に達するまで掛金を組合員担分までも自分が負担することによって、二十年を経過いたしますれば、年金取得の資格を継続するという規定を置いているのであります。
従つて、人件費の三分の一は共済組合員担、なお事務員も若干ございますが、それは大体組合員担というふうに考えてよかろうと思うのであります。従つて、国庫負担の部分に比べまして農民の負担がどのくらいになるかということは、ほぼ想像がつくのでございまして、大体三分の一以上にはなつておると思うのであります。
ところが改正法案は、組合專從者の給與と猶予期間を設けまして組合員担に切替えんとする規定に見られるごとく、実質的には全体に労働者の地位を從來よりも低下せしめる結果を招來するものと思われるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)これは健全なる労働組合運動をも抑圧する結果となり、却つて政党による組合の支配を一層助長する結果になることも予想されるのであります。
この減收による三百一億の財源は一、鉄道内部の節約によつて八十一億即ち(イ)旅客並びに貨物の増送による増收、(ロ)私鉄賣却、不用財産の賣拂、(ハ)廣告設備その他賃料等の合理化による増収、(「時間時間」と呼ぶ者あり)(ニ)経営合理化の徹底、(ホ)物件費修繕費の適切なる節約、(へ)石山炭品質の向上、(ト)能率増進に資する行政整理並びに配置轉換(「ゆつくりやれやれ」と呼ぶ者あり)(チ)労働專從員の組合員担、
私どもは、せつかく成長して来つた、わが國の労働運動を健全化し、組合の民主的発達をはかるために、一、組合費の公開、組合專従職員給與の組合員担、争議中の給料不払い等に立法手続きを行う意思なきや。二、組合健康保険制度の再建、療養所設置、労働学校の設立等を笑施せらるる意志なきや。三、職場規律を確立するために、特に立方手段をとる意志なきや。